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ロールベンダーとは

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3本ロールベンダーとは3本のロールを3角形に配置し、その間に通した金属板にロールを圧下、回転させることで連続的に曲げを与える加工機械です。

主に金属板を円弧状に曲げたり、パイプ状に巻いたりするのに使います。

パイプを使って作られたものっていろいろあります。鉄棒、棚、装飾品・・・。
ふつうパイプは大きな工場で規格品が作られ、それを使って物を作るのが通常です。

しかし、規格品にないサイズのパイプを使いたい時にどうします?

その時には、鉄板を巻いてパイプを作ってしまうのです。 しかし、ハンマーなんかで叩いて曲げていたのではきれいなパイプにはなりません。

ロールを使って連続的にパイプを丸めるのが一番いいのです。

これが3本ロールベンダーです↓

3本ロールベンダー
詳細写真と説明

使用方法

写真の材料は、1.5mm厚、幅250mmのステンレス板を巻いてます。
材料の長さは仕上がりのパイプ径に合せて切断します。

この時仕上がりを内径とするか外径とするかで板厚分の補正が必要です。

外径で決めたい時:素材長さ=(外径-板厚)×3.14
内径で決めたい時:素材長さ=(内径+板厚)×3.14

として、素材長さを決めます。

これは重要ですから、注意して下さい。 板厚 2mmの板で、板厚補正をしないと 6mm以上素材長さが変ってしまいます。 きちんとした直径が出ないことになります。

手順1

最初に巻きはじめ、巻きおわりの両端部を木槌などを用いてたたき、端曲げをしておきます。
(ロール間隔より短い先端部はロールでは曲げることはできないためです)

そしてロールを開いて材料を通し、ロールが均等に触れるまで圧下します。

手順2

圧下スクリューでロールを押下げながら材料を左右に往復させ曲げていきます。
この時左右のスクリューは同じだけ回転させて片圧下にならないように注意します。

手順3

圧下を加えながら材料を往復させ次第にパイプ状にしていきます。

手順4

板の合わせ目が一致するまで巻きあがりました。 最初の先端端曲げが悪いと一致しません。
その時は最後に木槌などでたたいて修正して下さい。

手順5

巻きあがったらロールをはずして製品を取出します。 ロールとベアリングは単にはまっているだけですので、簡単に外れます。

詳細写真と説明

主な仕様

3本ロールベンダー
  • 幅 : 300mm
  • 長さ : 600mm
  • 高さ : 約550mm
  • 重量 : 約40Kg
  • 主ロール : φ35mm × 400mm
詳細写真と説明

加工寸法

  • 幅  : 350mm 程度
  • 板厚 : 最大2mm 程度
  • 最小巻き径 : 50mm 程度
    (板厚、材質によって変ります)
※推奨加工範囲は 板厚(mm)2乗×板幅(mm)<600 になります。

特徴

ロール、圧下スクリュー等主要部品はステンレス製。 他は高級黒染もしくは焼付塗装。
圧下スクリューは強度、耐久性に優れた 30度台形ネジを使用。 ハンドルは使い易い回転握り付です。

いままで金属加工の工場仲間や知合いから依頼されて製作していた手動式ロールベンダーです。 ちょっとした板巻きをするのに使い勝手が良いと仲間内では評判で、口コミで製作依頼を受けて来ました。

※当社の本業です

コスモテックホームページ

品物を大切にする職人の手作り品です。

品物は我々プロが自分の道具として使っているものですから、強度、耐久性には自信があります。 単純な機構ですが、自分たちで使用するのに使い易いように、ノウハウが盛り込まれてます。

主要部分にステンレス(SUS304)を用いてますので、いつまでも錆ることなく使用できます。
手動ですので、いきなり手を巻込まれたりすることがなく、安心して使用できます。

☆本商品は完全受注生産品になります。

お問合わせ方法

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価格、納期は都度見積りといたします。

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業者廃業により、しばらく販売を中止しましたが、受注生産、都度見積りでも欲しいとのお問合わせが多く、販売を再開いたします
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2018年9月